ここは第三新東京市、アタシとアタシの旦那様の暮らしている所なの。 



えっ、アタシの名前?



アタシの名前は碇・アスカ・ラングレーよ!



ちなみに旦那様の名前は碇シンジって言ってとても強くて優しくて格好良くて・・・・あ〜もうとにかく世界で一番の旦那様よ!




今日は新婚時代の(もちろん今もだけど)ちょっとハズカシイ過去をコッソリ教えるわね。











新婚さんいらっしゃーい











2022年第三新東京市



「ねえシンジ、アタシこの番組に出たーい!」


その騒動はアタシのそんな一言から始まったの。 アタシが出たいと言ったその番組はセカンドインパクト以前から放送されている超ご長寿番組”新○さんいらっしゃい”、関西の大御所漫才師がMCを務めていてアタシが日本にやって来た時からのお気に入り。 いつかは、いつの日かはアタシの旦那様になる人と出演して(もちろん最初からアタシの旦那様はシンジに決まっていたのよ!)あの伝説のクッションを手に入れたいと思っていたの。


「ね〜良いでしょ〜、オ・ネ・ガ・イ。(ハート)」

「えー僕は嫌だよ、だって恥かしいじゃないかー、第一抽選に通る訳ないよー。」

「もーバカシンジ、そんな事出してみないと判らないじゃない! アタシは応募するからね、イ・イ・ワ・ネ!」

「僕は知らないからね、好きにすれば?(怒)」


あっシンジを怒らしちゃったわ、でもこう言えばシンジなんてイチコロよ!


「ねーシンジー怒らないでネ、今日はサービスするからー、お願いよー。(ウルウル)」

「もーしょうがないなー、応募するだけだよ。」


ねっアタシに掛ればこんなものよ! お許しも出たしアタシは早速番組に応募したの。 えっ結果はどうだったかだって? もちろんそのあたりはアタシの見事な作戦で一発出演OKヨ! 
ちなみに作戦って言うのはシンジの父親つまりネルフの司令に


「お義父様〜、アタシこの番組に出たいんでスゥ〜。」

「ムッこの番組は・・・・、問題無い! 直ちに赤木博士に言ってMAGIで抽選を操作させる。」

「アリガトウゴザイマ〜ス。(ハート)」

「フッ問題無い。(本当に?)」


これよこれ、この才色兼備絶対無敵のアタシに出来ないことは無いのよ!












そんなこんなでアタシ達は憧れの”○婚さんいらっしゃい”に出演する事になったわ。 












番組出演当日


アタシは前日の夜から興奮して眠れなかったの。 そうしたらシンジが優しくアタシに言ってくれたの。


「アスカ、眠れないの? 君のそんな所が可愛いよ。」


キャーもっと言って、アタシを誉めてー!

・・・・ちょっと取り乱してしまったわね、アタシとした事がちょっとみっともなかったわね。
この心地よい緊張感と高揚感これはエヴァに乗っている時にも味わった事の無いものでなんとも言えず気持ちイイー!


『そう、良かったわね。』


ん?空耳?


まあいいわ、アタシとシンジは収録開始まで控え室で出番をまっていたの。 そうしたらMCの大御所漫才師とアシスタントのおねーさんが打ち合わせがてらアタシ達の控え室に挨拶に来てくれたの。 でもあのアシスタントどっかで見たことがあるわねってあーっあれはファーストじゃないの! なんで? なんでファーストがこの番組のアシスタントをしてるのよ! アタシはファーストを問い詰めたわ、するとあいつ何て言ったと思う?


「二号機パイロットずるい、私が碇君と出たかったのに。」


ですって。 良く考えなさいよこの番組は夫婦じゃないと出れないのよ、あんたはシンジの妹でしょ?


「関係無いわ、私にはこれしかないもの・・・・」


だー!何訳のわかんないこと言ってるのよあんたは!(怒)

その後アタシはファーストを問い詰めたの。 するとどうもあの酔いどれ酒徒もといノータリン作戦部長の葛城ミサトが裏でなにやら画策しているみたいなのよ。 こうなったら負けないわよー!


「僕は要らない子なんだ・・・・」


そんな事をしているうちに収録の時間がやってきたわ。 どこから妨害工作があるか判らないから気が抜けないわね、


「アスカ行くわよ!」


会場に入って暫くはアタシとシンジの馴れ初めなんかを誇らしく語っていたんだけど普段の生活に焦点が移ってきたときすかさずファーストの攻撃をうけたの


「あなた炊事洗濯出来るようになったの?」


くー痛い所を衝いて来るわ、やるわねファースト!

もうアタシはシンジとMCのことを忘れて収録時間を二時間もオーバーするまでファーストとのバトルを繰り広げていたわ。 
もうそれくらいでってシンジに止められなかったらもっと長く闘っていたかもしれないわ。 ありがとねシンジ、今夜は眠らせないわ。(ハート)
無事?トークの時間も終わりいよいよお目当てのクッションを頂けるコーナーになったわ。 でもいつになってもアタシにクッションをくれないのよ、どうして?
アタシは番組のディレクターを問い詰めたわ、すると彼はこう言ったの『あのクッションはさっきのアシスタントの子の報酬で全部もって行かれてしまったんです。(泣)』


「何ですってー! じゃあアタシにはあのクッションくれないのー?」


アタシは愕然としてもう収録どころじゃなかったわ。 シンジが何か言ってた様だけど家に帰るまで回りのことが目に入らなかったの。

家に帰ってシンジの作ったハンバーグを食べた後やっと立ち直ったアタシはその後収録がどうなったかシンジから聞いたの。


「あああの後アスカは放心状態だったからね僕が一人でゲームに挑戦したんだ。 ちなみに商品は世界一周旅行だよ。」


シンジは事も成しにそう言ったの。 えー世界一周? ウソッ本当? キャーさすがアタシの旦那様、クッションも後日郵送してくれるみたいでまあ良かったわ。 それよりも旅行の用意をしなくちゃいけないわね。


シンジが当ててくれた世界一周旅行に行ってる最中にあの回の放送があったんだけど旅行から帰ってきたら皆からとことん笑われたわ、それこそ第三新東京市中の人から・・・・

これがアタシのちょっとハズカシイ話よ! 面白かった?




PS. その後ミサトに制裁として禁酒1ヶ月を言い渡したのを付け加えておくわ! それじゃあまたね!




   

                                              〈終わり〉




碇・アスカ・ラングレー(・´д`・はうっ
アスカ様、あのクッションがそんなに欲しかったのか(笑
この恥ずかしい話しを「ちょっと」と言い切ってしまうあたりがアスカ様らしくて可愛いですw
きっと世界一周旅行でもハチャメチャな騒動を巻き起こしたんだろうなあ。面白そう〜。

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