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「うぃ〜、今日はひっさびさに飲みまくったわねえ。」
二人に気を利かせて加持達と飲みに行っていたミサト。
今夜は家を一晩空けることも考えたが、やはり二人のことが心配だった。
そこで、二人の邪魔はしないようにそろそろ寝ているだろう、という時間を見計らって家に帰宅することにした。すでに四日は終わり、五日へと日にちは変わっていた。
静かにドアを開けて、二人を起こさないように家へ上がる。
二人はひょっとしたら一緒に寝ているのだろうか?
保護者としては失格かもしれないが、そうであって欲しいとミサトは思っていた。
出会い、そして徐々に惹かれあっていた二人。私も含めた大人達はそんな二人の純粋な気持ちを粉々にうち砕いた。
すべてが終わり、その二人もようやく最近は自然な感情を表に出せるようになってきた。
いまさら偽善かもしれない。でも、彼ら二人には幸せになる権利がある。幸せになって欲しい。
そんな事を考えながら、シンジの部屋の前で気配を探るミサト。しかし、人の気配は無い。
「アスカの部屋かしら。シンちゃんもやるわね〜。」
唐突にひやかしモードに入ったミサトは、ニヤッと笑いながらアスカの部屋も探りだす。しかしここにも二人の気配は無い。彼女はすぐに表情を引き締めた。
軍事訓練を受けた自分が二人の気配を見落とすはずは無い。リビングだろうか?
しかし、そこにも二人はいない。
ふとミサトの心に不安がよぎる。
二人になにかあったのだろうか?
最近の二人は、お互いの存在を支えにして安定してきたように見えていた。
しかし、自分達大人のせいで心に深い傷を負った二人だ。なにかのきっかけでまた・・・そう考えてミサトは身震いした。
とにかく保安部に確認を取ってみよう、と携帯を取り出す。
その時、ゴトッと家の中で音がした。
気配を探ると、どうやら風呂場のようだ。
足音を消して風呂場のドアの前で気配を殺す。
危険な気配は無い。
ミサトは一気に風呂場へ滑り込んだ。
そしてそこには・・・
「何、これ?」
ミサトは魂のぬけたような声で呟く。
彼女の呆然とした視線の先には
湯船の中で、ゆでだこになって幸せそうに気絶している二人の姿があった・・・・
それからは大変だった。
二人をなんとか抱え上げて風呂桶から出し、身体を拭いて、服を着せて、リビングまで運んできたのだ。
「しかも・・・」
ミサトの視線の先には二人の手。
のぼせて気を失っていても繋がっていた手。
湯船から出す為にいくら離そうとしても離れない。
まるで二人の固い絆を主張するように。
ミサトは、そんな幸せそうに眠る二人を暖かいまなざしで見つめていた。
「これできっと、この二人はもう大丈夫ね。」
あの固く結ばれた二人の絆はもう離れる事は無いだろう。
悪夢に苛まれていた辛い過去も、二人で手を繋いで一緒に乗り越えていくことだろう。
二人の幸せそうな明るい未来を想像しながら、ミサトはソファーの上で幸せな眠りに落ちていくのだった。
(おまけのおわり)
アスカ様のありがたい(?)お言葉
アスカ様:むきーっ!許せないわ!
ドラ: いっ、一体突然何をご立腹ですか、ラブラブじゃないですか?(おどおど
アスカ様:ミサトのヤツよ!
ドラ: ミサトさん?
アスカ様:アタシのシンジの裸を!裸を〜!!コロス!
ドラ: ひいいっ。ガクガク
・・・・・・・良いじゃないですか。アスカ様も風呂場でじっくり堪能したんでしょう?
風呂場で何時間も何やってたんデスか?ねえ、アスカ様〜?(ニヤニヤ
アスカ様:!!!!(真っ赤
ずかっびきっずしっぼかっぼきっぺちゃっ
ドラ:・・・・・・・ぴくぴく・・・・・・どさっ |