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設定
意を決して、告白をしたシンジ。
実は、何時してくれるのかと待っていたアスカは、二つ返事で承諾!
二人は見事、恋人同士に!!
甘い恋人生活が待っていると思いきや、そこは奥手なシンジ君、
二人の仲はいっこうに進展しない。
キスもアスカが無理にせまった一回のみ!
『これでは、いかん!!』と立ち上がるアスカ。
果たして、二人の運命は!?(<そんなご大層なもんか?
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現在7時30分
「ふっ、ふふふっ、ふふふふふはははっはっはっはっ、ついに、ついに、ついに、やあぁぁぁと、この日がきたわよぅ!!」
朝っぱらからのハイテンション、ブッチギリの高笑いをあげベットの上でガッツポーズをとる紅茶色の髪と、蒼い瞳を持つ少女。
彼女こそ、13才で大学を卒業した天才にして、数多の下僕を持つ美少女、惣流・アスカ・ラングレーその人である。
「今日はクリスマス・イブ!!
愛し合う二人のためにある日よ!!
つまぁぁぁり、アタシとシンジのためだけにあるような日ってわけよ!!」
ベットに仁王立ちしながら、斜め45度の角度で天井を見上げ力説するアスカ。
握りしめられた手の中には、映画のチケットがしかっりと2枚ある。
そこまでやったところで、慌ててベットから駆け下り、クーロゼットを開ける。
もちろん、今日着ていく服など1週間の熟考の末に決定されているが、
今日の天気などを鑑みて、再度おかしくないか確認する。
どうやら、お気に召したらしく一つ頷くと部屋を出ていく。
と、入っていくのはお・ふ・ろ・ば!
パジャマの上着に手をかけ、
おおぅ!! 素晴らしい、きゅっとくびれたウエストラインが・・・・・。
ゴメシャ!!
諸事情により消滅
1時間30分後
「アスカ、行くわよ!!」
身支度を完璧に整えたアスカが自分の部屋で、姿見に向かって呟いた。
クリスマス
「シィンジ!」
「あ、アスカ、おはよう。 今日は早いんだね」
昨夜しておいた洗濯物を干す手を休め、アスカの方を振り返って言うシンジ。
「うん、ちょっとねぇ。 それより、シンジ、それあとどの位で終わるの?」
「そうだなぁ、後5分ぐらいだけど・・・・・・」
「だけど?」
「あ、えっと、その、今日、アスカさ、どっか出かけたりするの?」
「どうして?」
「えっ、だって、今日のアスカ・・・・すごく気合い入ってるみたいだし、
それに綺麗だし・・・・・・・」
「最後の頃がよく聞こえなかったわよ、シンジ」
「そ、そんなこと、良いだろ。それより・・・・・・」
「仕方ないわねぇ。 そうよ、今日はクリスマス・イブだからね!」
「そ、そうなんだ」
ちょっと、寂しげに言うシンジ。
「そ、だからシンジも早く準備してよね!! 今日は予定がぎっしりなんだから!!」
恥ずかしいのか、シンジから目をそらして、横を向きながら言うアスカ。
その頬がほんのりと染まっている。
「えっ!?」
「だ・か・ら、アタシの相手はシンジなのよ!
それとも、アタシと一緒じゃ嫌?」
「そ、そんなことないよ! 絶対に!!」
必要以上に大きな声で言うシンジに、アスカは満面の笑みで答える。
「じゃ、早く支度しなさいよ」
○
3時間後 映画館
「素敵な映画だったわねぇ・・・・・・アタシ、感動しちゃった」
「うん、そうだね・・・・・アスカ、涙浮かべてたもんね」
「えっ!? シンジ、気がついてたの?」
「う、うん・・・・・・あ、でも、アスカ可愛かったよ」
「な、何、バカなこと言ってんのよ!
アタシが可愛いのは当たり前じゃない!!」
強気な発言とは裏腹にシンジの「可愛い」という一言に真っ赤になるアスカ。
「だいたい、あんなシーン見せられて泣かない女の子なんていないわよ!」
「う〜ん、かもしれないね。
でも、演出がちょっと狙いすぎだったんじゃないかな?
子供ネタで、いかにも泣き所ですみたいな感じがしたし・・・・・・・」
「それが分かってても泣けちゃうのが女ってもんよ。
シンジもまだまだね」
「別に女の子のことなんか、そんなに分からなくても良いよ」
「何でよ?」
『女の子のことなんか』と言われたことにカチンときたアスカは不機嫌に言い放つ。まるで、自分のことなんて分かりたくないと言われたように感じたからだ。
「だって、僕が知りたいのは・・・・・・・アスカのことだけだから・・・・・・」
「バ、バカ」
真っ赤になる二人、それはどう見ても初々しい恋人同士だった。
二人はそのままクリスマスに彩られた町を歩き出す。
手が触れるか触れないかの微妙な距離を保ちながら・・・・・。
アスカはあっちこっちの店を笑顔を浮かべながら、はしゃいだように見て回る。
シンジは優しく微笑みながら、それについて歩った。
日が傾き空が紅く染まった頃、シンジは言った。
「アスカ、行こう」
アスカは、微笑みを浮かべ黙って頷きを返した。
何処へ行くのか・・・・それはわかっていたから。
○
日が沈み、辺りが暗くなると、町中がイルミネーションで覆われた。
そんな中、アスカとシンジはあの場所に向かった。
第三新東京市に着たばかりの時、ミサトに連れてこられた場所、
そして、シンジがアスカに告白した場所。
アスカとシンジにとって、大切な公園に。
「シンジぃ、早く、早く!!」
「アスカ、そんなに急がなくても・・・・・・」
ほとんど全力で走るアスカにシンジが言う。
「もう、シンジったら、走るのも遅いんだから!!」
「な、何だよ! それじゃ、僕がトロいみたいじゃないか!!」
「フ、フフン。悔しかったら追いついてみなさいよ。
もし、追いつけたら何でも言うこと聞いてあげるわよ!」
「言ったなぁ」
追いかけっこを始める二人。
楽しそうに、うれしそうに逃げ回るアスカの表情に見とれるシンジ。
「ほらほら、シンジ!
なぁに、ボーっとしてんのよ!
そんなんじゃアタシのこと、一生捕まえられないわよ」
「う、うん」
慌てて追いかけるシンジ。
巧みにフェイントを入れて交わすアスカに翻弄されながらも、
生来の粘り強さ、ケンスケたちに鍛えられた脚力で追いかけるシンジ。
それは、どこか心のホッとする、そんな追いかけっこだった。
「はぁはぁはぁ、ああぁ、つかまっちゃたぁ。
シンジって、走るのは結構早いんだ」
「はぁはぁはぁ、まあね。
ケンスケたちによく追い回されてるから・・・・・・・・」
「綺麗ね」
アスカはいつの間にか目の前になっていたクリスマスツリーを見上げていった。
「アスカ」
シンジがそっと呼びかけ、肩に手を回す。
「シンジ」
シンジの瞳を見つめるアスカ。
「アスカ、何でも言うことを聞いてくれるんだよね?」
「う、うん」
「それじゃ、目を閉じて」
頬をほんのりと染めて、アスカは瞳を閉じる。
シンジの唇が、アスカの柔らかな唇にそっと触れる。
「メリー・クリスマス、アスカ!
大好きだよ!!」
「メリー・クリスマス、シンジ!
アタシも大好きよ!!」
二人は微笑み会い、そして、イルミネーションに彩られたクリスマスツリーと
第三新東京市を仲良く見つめるのだった。
あとがき
Leonです。
うーん、おかしい、最初はもっとアスカがガンガン、
シンジに迫っていくはずだったのに・・・・・・・。
何処で間違えたんだろう?
でも、ま、これはこれで良いかぁと言うことでご勘弁を(<をいをい
それでは、また。
こんばんわ、ぼくドラえぽんです。
Leonさん投稿ありがとうございます。
朝からハイテンションなアスカ様も超らぶりぃぃぃぃぃぃぃ。
二人のやりとりもかゆかゆでさいこーだー!!
特にお約束のおいかけっこぉぉぉぉぉぉ!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
さあ、こんなゴロゴロな作品を書いてくれたLeonさんに感想を送ろう!
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