TODOpresents.
オルゴール2:ホワイト
雪が降る。
そのオルゴールの音色に合わせて。
そして、奏でるよ。
微笑みながら、私はそのオルゴールに触れる。それと共に、雪が降ってきていた。
あの時も、このように雪が降ってたわよね。
私はそう思って、また微笑む。家にいるけど、少しの肌寒さを感じる。あの時は、
そんな寒さを感じなかったけど。・ ・
・きっと、緊張してて、身体が熱かったんだろうね。
私はそう思い、頬を染める。
雪が降るよ。
白い雪が降るよ。
オルゴールの音色に合わせて。
雪が降るよ。
そして、奏でるよ。
雪を踏みつけ、あいつと私は赤い顔をしながら歩く。腕を組んで歩くのが
恥ずかしかったから。初めてのデートが恥ずかしかったから。色々と恥ずかしかったから。
だから、私とあいつは赤い顔をして歩く。そんな私たちを冷やすように、真綿のように
軽く、純白色の雪が私たちに降る。だけど、それ以上に私はアイツの体温を身体で感じる。
それ以上に、私の心は跳ねる。まるで、今鳴り響いているオルゴールの音色のように。
雪が降るよ。
オルゴールの音色に合わせて。
雪が降るよ。
真っ白い雪が。
アイツと私は少しずつ、まるで今の雰囲気を身体中で味わうように少しづつ、
前へ前へと歩き出す。そう少しづつ、白い雪でできた道を歩く。後には、私とアイツが
一緒につけた足跡。そして、その足跡を消すように、白い真綿の雪が降り降りる。
だけど、私の記憶までは消せない。
ゆっくりと、私とアイツは目的、そういった場所まで歩く。いつも、朝は一緒なのに、
あの時と違う時間の流れと雰囲気。まるで特別な時間よね。朝のように、言葉を
交わさないけど、昼のように一緒にはしゃがないけど、今ある時間は、それ以上に
贅沢で、それ以上に貴重よ。私は、それをもっと感じ取ろうと、彼に絡めた腕を強くする。
彼の温もりが、先よりも強く感じられるようになる。彼は、それ以上に顔を赤くする。
冷やすような風が吹くよ。
火照った身体を冷やすような風が吹くよ。
そして、白い雪が降るよ。
オルゴールの音色に合わせながら。
そんな時だったわね、あいつが、”アスカ、胸が当たるんだけど”、っていってきたの。
あいつ、少し困ったような、それでも嬉しくて恥ずかしい、真っ赤な顔をしてた。
私は微笑みながら、“別にいいじゃないの。アンタも嬉しいでしょ。”と微笑みながら
いったのを覚えてる。・ ・
・今考えてみれば、結構恥ずかしいこと言ってるわよね。
まぁ、いまではあまり、そういったタメライがないけどね。その時だったわね。
やさしげに、冷たい風が吹きぬけたのは。優しく、白い雪が降りおりたのは。そして、
その風がこの音色を伝えてくれたっけ。
雪が降るよ。
冷たい雪が降るよ。
真綿のような、優しい雪が降るよ。
そして、その雪はオルゴールの音色に合わせて跳ねるよ。
中の人形と一緒に踊るように。
そう思って、私がそのオルゴールに手をかけているときだった。
「アスカ。荷造りすんだ?」
変らな口調。そして、変らない顔。私は、微笑みながら、
「・ ・
・貴方、懐かしいのがでてきちゃって。」
と、オルゴールを指差す。
「・ ・ ・ ・ ・ ・これ。」
「そう、あの時のよ、貴方。」
私は微笑みながらそのオルゴールを指差す。
「それに、そとも雪が降ってるし。まるで、あの時見たいね。」
私は微笑みながら、窓の外に目を向ける。
「・ ・ ・ほんとうだ。」
そして、アイツも窓のそとに目を向けた。
雪が降るよ。
そのオルゴールの音色に合わせて。
雪が降るよ。
真綿のように白い。
雪が降るよ。
あの時と同じように。
雪が降るよ。
オルゴールの中の人形のダンスと合わせるように。
そして、奏でるよ。
幸せを奏でるよ。
「・ ・
・懐かしいわね。・ ・ ・シンジ。」
そして、私はその懐かしさを思い出しながら、久しぶりに貴方の名前を呼んだ。
続く
後書き
四万五千ヒット突破!!おめでとうございます_(._.)_
これも、ドラえぽんさんの人柄ですね(^^)
うーん、まだまだ続くけど、見捨てないでね^^;
そして、これからもこのサイトの飛躍を祈りながら。
2月25日
アンビリーバボーを見るの忘れて(;_;)
はああああ、綺麗ですねえ。(● ・ o ・ ●)ぽー
というわけで僕ドラえぽんです。
TODOさん、オルゴール2個目ありがとうございますー。\( ^ 0 ^ )/わーい
情景が素晴らしいですねえ。雪の中で透き通る様な笑顔を浮かべるアスカ様が目に見えるようです。(●>
_ <●)ぽっ
アスカ様がまるで妖精の様です。幻想的ってこういう事をいうんだろうな....。
幸せそうなアスカ様がものすごく良いです。はううううう
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