最近、急に暑くなってきたのよね。

シャワーでも浴びないとやってられないわよ!

 

でも、サードインパクト前はずっとこんな感じだったのに

慣れちゃったのね、「季節」ってやつに。

 

2017年7月

アタシは15歳

アイツは一足先に16歳になった・・・・・・ハズよ。

 

 

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 EVANGELION−2018−

            序章   −シンジ、帰還−

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 アタシが住むこの街は、最近、第三東京にいた人が少しずつ移ってきたの。

 その中には、鈴原や相田、そしてヒカリの姿もあった。

 ヒカリったらアタシを見て完全にパニックしてたのよ!

 まるで教科書に出てくるハニワみたいな顔をしてね。

 ホント、鈴原にも見せたかったわ。たぶんもう一生見られないでしょうね。

 

 そういえば鈴原のヤツ、アタシを見るなり

 「そ、惣龍ぅ!、ワ、ワイは恨まれる覚えはあらへんぞ!バケて出んといてくれぇぇ!」

 なんて、失礼よね。アタシのこと幽霊だと思ってたみたい。

 こんな美少女を捕まえて何てこと言うのよ!

 思いっきりケリを入れてやったわ。それでやっとわかったみたい。

 

 でも、無理ないかもね。

 アタシの戸籍は書き換えられて、

 「惣龍=アスカ=ラングレー」と

 「セカンドチルドレン」は別人ということになって、

 「セカンドチルドレン」は第三東京で戦死した、てことになってたし、

 アタシは1年ほどミサトとともにあっちこっちを転々としてたからね。

 ヒカリはそんなことこれっぽっちも知らないんだし、アタシが死んだと思っても

 仕方がないわよね。

 もちろん、あとで事情をちゃんと話したわ。

 ヒカリは泣きながら話を聞いてくれた。そして

 「アスカ・・・・アスカ・・・・わたし・・・・・またアスカに・・・・会えて・・・ うれし・・・いょ」

 肩を小刻みに震わせながらそういったの。消え入りそうな言葉だったけど

 アタシは胸を射抜かれたように感じた。

 

 エヴァに乗らないアタシでも、生きてることを喜んでくれる人がいる。

 

 以前のアタシなら、想像すらできないことだった。

 エヴァニノラナイアタシナラ、シンデモダレモカナシマナイ

 

 違う!

 そのことにアタシはいつか気づいていた。

 ミサトや加持さん、そしてアイツとの出会いの中で。

 でも、それを確信できたのはこのときかも知れない。

 

 そして、アタシの高校生活が始まった。

 相変わらずなヒカリと鈴原、鈴原とつるんでる相田、

 他に新しい友達もできた。

 それなりに楽しい毎日。

 けれど、アイツが居ない。

 三バカトリオの一人

 かつての同居人

 アタシが初めて心を許せた人

 好きになってしまった・・・・・・アイツ。

 

 なんでアンタがいないのよ、バカシンジィ!

 

 

 

 

 

 

 

 やっと素直になれたのに

 やっと想いを伝え合えたのに

 アイツは加持さんと一緒に行ってしまったの

 

 「僕たちの戦いはまだ終わってないんだ。

  僕は強くなりたい。これまで僕は自分の弱さのせいで、アスカやみんなを

  傷つけてしまった。自分が傷つくのがイヤで、自分の殻に閉じこもって

  それが人を傷つけても、自分は被害者だと思っていたかったんだ。

  ぼくは・・・・そんな自分に勝ってみせる。

  そしてアスカやみんなを護れるだけの力を身につけたいんだ」

 

 なんて、アイツには思いっきり似合わないことを言ってたわ。 

 ホント、カッコつけちゃってさ・・・・・・

 

 アタシはもちろん反対した。

 「強くなんかなくていい、そばにいてほしい!」

 そう言いたかったけど、言えなかった。

 アイツの、黒い宝石のような瞳に見つめられたから。

 アイツの強い意志を感じたから。

 アイツが帰ってくることを、信じることができたから。

 

 そうして、アイツは旅立った。

 あれからもう・・・・1年余り。

 アタシは今も信じてる。あの瞳の輝きを。アイツの気持ちを。

 でも

 寂しいよぉ・・・・シンジィ

 

 

 

 

 

 

 願いが通じるなんてことがあるのかしらね。

 今日、ミサトから連絡があった。

 アイツが・・・・・帰ってくる。

 

 1年間で、アイツはどう変わったのかな

 アタシだって、成長したのよ

 スタイルだって前よりずっと大人っぽくなったし

 料理だってミサトなんかとは比べものにならないくらいなんだから。

 きっとアイツもいい男になってるわよね。

 アタシに釣り合うような、ううん、アタシが惚れ直すような

 いい男になってるわよね。

 

 でも、シンジのあの優しい笑顔が見られなくなってたら・・・

 シンジが、アタシの知らない「碇シンジ」になってたら・・・・

 そんなのは嫌!

 やっぱりシンジはあのままで居て欲しい。

 冴えないけど、優しいシンジのままでいい。

 不安の影が、アタシの心を包み込む。

 でも・・・・シンジに会いたい

 早く、早く・・・・・・・・・

 

 早く帰ってらっしゃいよ、シンジ!

 

 

 

 

 

 もおっ!ホントにバカなんだからアイツは!

 一年経ってもバカが直ってないのよ!。

  

 

 

 一年ぶりに逢えたのよ!

 恋人同士の再会なのよ!

 なのにアイツったら・・・

 バカバカバカバカバカバカバカシンジ!

 

 帰ってきたアイツ

 背もアタシと同じくらいに高くなってて

 加持さんほどじゃないけどたくましくなってたカナ

 正直言って、ちょっぴりホレ直しちゃったわよ。

 しかも、アタシと目があったときのあの笑顔は

 変わっていなかった

 シンジだ・・・シンジが帰ってきたんだ。

 アタシは胸のあたりが熱くなった

 シンジに会ったら・・・・・・

 昨日の晩、いろいろ考えてた。

 最初に何て言おうか

 「一年も待たせた罰よ!」とおもいっきり平手をお見舞いしてやろうか

 「待ってたのよ」なんて、わざとしおらしくしちゃおうか。

 

 それとも・・・・いきなり抱きついちゃおうか

 

 他にもいろいろ考えてた。でも・・・・・・

 シンジの顔を見ると、何も言えなくなった。

 

 

 ・・・・と、ここまでは感動の再会のハズなんだけど、

 アイツ、何て言ったと思う?

 アタシを驚かそうとでも思ったのかしら

 

 「グーテンモーゲン、アスカ

  だって。思わず声を出して笑っちゃったわ。

  こんなのドイツ語じゃないわよ!

 「バウムクーヘン」よりは進歩したけど、

  日本語の発音まるだしじゃないの!

  聞いてるほうがハズかしくなっちゃうわよ!

  これからアタシがドイツ語をたたきこんでやるんだから!

 

  そしてアタシはいつもの調子でいつもの言葉を言いそうになっちゃった

   バカシンジ、てね

  でも、ここでそれを言っちゃうと、アタシが成長してないみたいだからね。

  ここはぐっとこらえて。

  それに、アタシがホントに言いたいのはその言葉じゃない。

  うつむいてクスクス笑ったアタシに、アイツはキョトンとしている。

  おもむろにアタシは、顔を上げてアイツの顔を見る。

  アイツの顔には「しまった」って書いてあった。

  いつもの言葉が来ると思ってるのね

  でも、違うわよ。アタシがホントに言いたかった言葉。

 

おかえりなさい、シンジ !

 

 

 

  「ただいま、アスカ」

  アイツの言葉が、アタシの胸を優しく流れていった。

 

              <続く>

 

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MUKAです。

やっとできあがりました。初投稿です。(リレーSSには投稿しましたが)

 

プロローグと言うことで軽く済ませるはずでしたが、長くなってしまいました

悪い癖ですね。高校時代から進化してません。

 

これからも、この続きをすこしづつ書いていく予定です。

次の話ではシンジの旅路や、この世界のネルフについて書きたいと思います

(ちなみにミサトさんはネルフを辞めて会社社長になってます。でもじつは・・)

 学園に突入はその次ぐらいになりそうです。

 2018の作品コードが示すように、2018年、高校2年生の話がこのストーリーの 中心となる予定です。

 

 つたない作品ですが、読んで頂いてまことにありがとうございました



おお、シンジ君ご帰還です!\( ^ 0 ^ )おかえりー

というわけでMUKAさん、初投稿&初連載ありがとうございますー。\( > 0 < )/うおー

ううーむ、アスカ様の名字が変わってるんですねえ。なんと死んでた事になってたとは...。(@_@;)ドラゴンあしゅか
この辺の設定の理由も後々明らかになってくるのかな。楽しみですねー。( ^ - ^ )

そして、ついに帰ってきたバームクーヘンシンジ君。か、感動の再会が....。(@_@)はうっ、そりゃないぜシンジ君

二人は既に相思相愛なんですね。\(●> _ <●)ナイス

サードインパクト後か...。レイはどうなったのかな?ともかく次回必見ですね。

さあ、新連載を始めてくれたMUKAさんに感想&応援を書いて続きを書いてもらおー。\( ^ 0 ^ )おー

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