ママ・・・・・・・

ママ、どこにいるの?
会いたい、会いたいよう・・・・・




『アスカちゃんがんばってね、私はいつも見ているわ・・・・・』



















「紹介するわ、エヴァンゲリオン弐号機の専属パイロット、
セカンドチルドレン、惣流=アスカ=ラングレーよ。」


え!?ここは?

なんでミサトがいるの?

それに鈴原や相田まで・・・・

!?シンジ・・・・・・・・あいつは?・・・・いる・・・・・。


いきなり変化した状況を理解する間もなく、
甲板上に吹く風がアスカの黄色いワンピースをまくってゆく。



PANG !  PANG ! PANG !





 

 

 

 

 

 

KYOpresents.
いつか、ふたりで
第一話

 

 

 

 

 







「なにすんねや!」

トウジから抗議の声があがる。


「見物料よ、安いもんでしょ!」


そういえば前もこんなこと言ったっけな・・・・・・・

死ぬ前って昔の事をみるって聞いてたけど本当だったんだ・・・・・

でもなんでよりによってこんな所見るのよ!



・・・・・・・・・夢?でも頬に風を感じる・・・・・

まさか・・・・・・・現実!?




「アスカ・・・・・・・・」

シンジがつぶやく。


シンジ・・・・・・・


でも、あいつ確かアタシのこと最初は「惣流」ってよんでたわよね・・・・・。

ってことは・・・・・・・・・。



「ちょっとシンジ、こっちへ来なさい!」



アスカはいきなりシンジの手を取り、船室の方へ消えていった。

後にはパンツをおろしたままいじけているトウジが残されていた。


「自信なくすわ・・・・・ワシ・・・・・」

「あらアスカったら大胆ね〜、シンちゃんも幸せ者ね〜」

「ううっシンジばっかり・・・・・」







「一体どういうこと?なんでこんなとこに来てんのよ!」

「アスカ・・・・・・・落ち着いて!」

「アンタ何が起こったか知ってるんでしょ?きりきり白状しなさい!」

「白状ってそんな、犯罪者じゃあるまいし・・・・」

「へ〜アタシの首を絞めたアンタが犯罪者じゃないって〜の!
・・・・・・まあとにかくアタシとこうして話してるってことはアンタも
サードインパクトを経験したってことね」

「うっ・・・・・・うん・・・・・・・あの・・・・・・・それは・・・・・・・」

















「・・・・・信じらんないわね、でもそうじゃなきゃこの状況が説明つかないわ。
それにあんな世界よりはどんな世界だろうとマシってもんよ!」


『ふっふっふ・・・・・・・・これぞ神とママが与えてくれたチャンスね!
二度とあんなぶざまなことにはならないわよ!』


しどろもどろに説明をするシンジの話しを聞き、アスカはやたらと
前向きな考えをする。

エヴァの中に母親がいることを知った今のアスカは、
かつて壊れていたとは思えないほど自信を取り戻していた。

自分を見てくれる存在がいる事が彼女の自信の裏付けとなったのである。

しかし、彼女は気づいていなかった。

依存する相手がエヴァであろうと母親であろうと、
その相手はエヴァ弐号機であることに変わりはないということを。










「そういえば・・・・そうよ!確かこの後って使徒が襲って来るんじゃない!
こうしちゃいられないわ!・・・・・・・・・・うっ!」


アスカは急に立ちくらみをおこし、その場にうずくまった。

無理もない、長い間病院で意識のなかったものがいきなり
量産機との戦闘に連れ出され、その後食事もせずに丸一日以上いたのだ。
いくら彼女といえども体力の限界に来ていることは否めなかった。



「冗談じゃないわ!せっかくママがくれたチャンスをみすみす
逃す訳にはいかないわ。ママが・・・・・ママが待っているのに・・・・」



「アスカ!どうしたの?大丈夫?」


目の前でうずくまったアスカを見てシンジは驚愕する。

アスカの顔はこれ以上ないほど真っ青になっていた。


それでもアスカは懸命にエヴァに乗ろうとしていた。

結局、アスカにとってエヴァが自分の全てであることは変わっていなかった。




「どこ行くんだよ!顔が真っ青じゃないか、寝なきゃ!」

「うっさいわね、アタシはママと一緒に使徒を倒すのよ、二度とアンタなんかに負け
ないわ」

すでにアスカにとってシンジは眼中になかった。
ただ母親の元へ、そこが自分の唯一の居場所であると信じていた。



「ダメだよ!そんな事できる体じゃないよ!」

「ええい!うるさい!どっちみち使徒は倒さなきゃならないのよ!」


アスカはわかっていた。

口では強がっていても、自分の体は戦闘どころか
弐号機の所にたどりつくのもおぼつかない状態にあることを。









・・くっ・・・行かなきゃ・・・・ママの・・・・と・・・・こ・・・・に・・・・


その瞬間、アスカは気を失った。


























ここはどこ?

なんかすごく落ち着く・・・・・・ママ?

いいえ、ママだけじゃない何かを感じる。

でも、いやじゃない。

この感覚は・・・・・何?




















ふいに強い振動が襲った。そのショックでアスカは目を覚ます。



「アスカ、気がついた!?」

「ここは・・・・・・?」

「弐号機の中だよ、今使徒が来たみたい。」


「弐号機って・・・・・なんでアンタまで乗ってるのよ!降りなさい!」

「そんなこといったってもう使徒が来てるよ!今から降りてたんじゃみんな沈められ
ちゃうよ!」



「アンタなんかと一緒にいたくないのよ!」

「しょうがないだろ!一人でエヴァに乗る事なんてできないじゃないか」





・・・・・くっ・・・・・・

こんなやつに手伝ってもらわなければママの所に来れなかったなんて、

ママ、許してね・・・・・・



「思考言語切り替え、日本語をベーシックに、エヴァンゲリオン弐号機、機動!」


ママ・・・・・一緒に戦ってね・・・・・・




その後の戦いは見事であった。
さすがに、一度勝った相手に苦戦などするはずもないのだが。
それでも見事というべき内容であった。

太平洋艦隊の力を借り、
状況判断やシンクロなどをシンジが手伝ってはいたものの、
出撃より36秒、内部電源の切れる前に使徒を殲滅したのである。
しかも、二人ともプラグスーツなしでである。





















アスカ・・・・・・・もう僕は逃げないよ、そう決めたんだ。

一回逃げそうになっちゃったけどね、

ここでまた逃げたりしたら僕に二度もチャンスをくれた綾波に申し訳ない。

僕は誓う、強くなるって。

君はもう僕を許してはくれないかもしれない。

でもね、アスカ、君を二度とあんな目には遭わせないよ。

それが綾波との約束だから・・・・・・・。




後書き

アスカの性格が変わっちゃってるような気が・・・・・・。

いいんです!僕の中のアスカはこういう性格なんです!

ごめんなさい!何も言わないで〜


えっ?LASじゃないって?

そりゃ・・・・・EOEのラストからだから・・・・・・なかなか・・・・・・・

いつかはLASになります!・・・・・・かな?



アスカ:「あんたバカァ?」

第弐話へ続く

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アスカ様、復活してるけど......なんか悲しい。( T - T )

と言うわけで、KYOさん連載第弐話ありがとうございますー。\( ^ 0 ^ )

二人とも記憶が残ってるんですね。そしてアスカ様は体の負担も残ってる...。ううう、可哀相。
アスカ様大丈夫だろうか。

さあ、シンジ君は今度こそ変わることが出来るのか。そして、アスカ様はエヴァへの依存から抜け出す事が出来るんでしょうか?次回必見です。

続きが気になるあなた。KYOさんへ応援のメールを書いて続きを読もー!\( > 0 < )おおおう

 

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