これでもLASけ?
桜が一番好き<外伝>
とっても幸せアスカちゃん
「ねえ、ねえ」
今日も今日とてシンジ君にまとわりつくアスカさん。
「今日かられんきゅうなんだよお…。」
「連休ったって、僕ら非番じゃないじゃないか。」
「だってさ、ミサトだって加地さんとどこかへ出かけるって言ってたもの。」
シンジ君の横に立って、すねすねしながら、足で「の」を書くアスカさん。
「あれは、広域特捜部の全国捜査会議でしょう?」
「だって…お出かけはお出かけだもん。」
「しごとです!」
「ちがうもん!ミサト朝から気合入ったお化粧してたもん。加地さんだって
ひげそってたもん!」
「全国会議で発表するんだから当たり前でしょ。」
あくまで相手にしてくれないシンジ君。
「わーーーー!!!私だってシンジとどこかいきたいよおーーー!!!
捜査会議でも何でもいいから行きたいよーーーー!!! 」
ついに、ソファに倒れ込んで足をバタバタし始めるアスカさん。
「そんな…子供みたいな真似して。」
家政婦の綾波さんが可哀相になったのか口を挟む。
「旦那様、どこか行って差し上げなさいませ。出勤は夕方からでございましょう?」
「う〜ん、でも3時間くらいしかないし…。」
「女の子は、アイスクリーム一個食べにいくだけでも、恋しい方とならうれしいんですよ。
結婚してもおんなじなんですよ。」
「…わかりました。 アスカ!そこの公園行って、ボートでも乗ってアイス食べようか。」
「やたっ!!ばんざい!!すぐ支度する。3分待って、ううん!1分でいいからっ。」
すっ飛んでクロゼットに飛び込むアスカさん。
「このワンピースは、あっ、まだ血がついたの洗ってなかった。これは、9mmパラ
で焼け焦げが出来ちゃったし。こっちは…。」
気ばかり焦ってなかなか決まらない。
「あっ、これだ!スカイブルーのワンピース!今日の為にあるような服よねえ。」
急いで着替えて、リビングに戻るアスカさん。
「おっまたせー!さあ行きましょう!」
そのとたんに、ルルルルル…電話が鳴った。本部の呼び出し電話だ。
「あっ、事件かな!?」
手を伸ばすシンジ。
Papapapapapaan!!!
穴だらけになって吹っ飛ぶ電話機!
びっくりして振り返るシンジ。
うちももの、黒いガーターホルターから愛用のCZ−75を引き抜いたアスカさんが
息をはずませて全弾うちつくしている。
「今、その電話、鳴らなかったわよね。」
「う、うん。ならなかった。ぜーんぜん鳴らなかったなあ。はははははは。」
頭がくらくらする、シンジ君。
今回に限り、それはアスカの、うちももを見ちゃったせいではない事を申し添えておく。
アスカさんに引きずられて公園に行くシンジ君。
ベランダから見送る綾波さん。
くちびるから漏れる「ドナドナ」の旋律。
公園で、気をとりなおしたシンジ君はボートに乗る事にした。
結構混んでいる上、何か乗り場でもめている。
「ぼ、僕らの番じゃないですか。」
「だからー、俺達に譲って下さいって、お願いしてんじゃんかよお。」
もう、見るからに柄も頭も重いっきり悪そうな悪カップルが、善良な市民カップルを
横入り(懐かしい言葉だなあ)しようと脅かしている。
「あちゃー。」
横目でアスカさんを見るシンジ君。
しかし、アスカさんはにこにこしている。
「そうだよね。まあ、ここはちゃんと話し合いで解決すればいいんだから。」
シンジ君がほっとして、声をかけようとしたとたん、アスカさんはもうその悪カップルの
横に立っていた。
「あんだあ?ああ?どいてねえとケガすんぜ、ガキ!」
この時代にしては小柄なアスカは、その事をちょっと気にしているのだ。
シンジにはアスカの背後のオーラがはっきりと見えた(ような気がした)。
「あんったら自分の頭のカケラを探したいらしいわね…。」
次の瞬間、宙を舞うアスカの左足が男の右顎を完全に捕らえていた。
おおっ、ガーターに加えて、濃紺のビキニパンティが全開だ!!なんてけっこう!!
つづいて、ロウキックが女の足を払っていた。もんどりうって池に突っ込む二人。
歓声を上げる見物人。その歓声にはアスカの見事な足の見物料も含まれていたが…。
管理人さんの好意で、先に乗らせてもらったシンジとアスカ。アイスクリームも
買ってもらってご機嫌だ。
「アスカ。刑事が謝礼を貰っていいの?」
「いけないけど、いまのは一市民としての行為だもん。」
「一市民ねえ。まあ、いいけど。」
パトカーが回転灯をまわしながら公園の中に入ってきた。
「碇シンジ刑事、碇アスカ刑事、ボートを下りて、直ちに出頭しなさい!!」
さすがのアスカもパトカーに発砲する訳にはいかない。
しぶしぶパトカーに乗り込む二人。
「という事で、二人に直ちに現場に向かってもらう。
地元の広域自治体から300人余りが出て現在山狩り中だ。君らが着く頃には
犯人も逮捕できとるだろう。その犯人をこちらまで護送して貰いたい。」
行き先は東部日本海広域自治体山科市。密輸からみの大量殺人事件だ。
でもアスカはにこにこしている。
「やったぁ。 シンジと二人でお出かけだあっ!!」
心の中で叫ぶアスカ。
犯人が捕まり、列車は三人を乗せ、一路新東京市を目指している。
駅弁を開けるアスカ。
「わあ、おいしそう〜、はいあなた、あ〜ん。」
「アスカったら、…・(あきらめて)あーん。ぱく。」
「今度は私に食べさせてえ。あーん。」
「(再びあきらめて)うん、ハイ、アスカの好きな栗の甘煮だよ。あ〜ん。」
「あ〜ん、ぱく。ん〜ん、おいひいなあ。もぐもぐ。」
「あのね、あのね、アスカ、お茶が欲しいの。」
「かまぼこすきでしょ。私もこんな風に食べて欲しいなあ。ぽぽっ。」
「あ・な・たぁ。こんどは卵焼き入れてあげるね…きゃっ!」
「アスカ、つぎはそのぎんなんが食べたいな。」
「はい、あーん。」
ほんとの事を言えば、シンジだってまんざらではないのだ。
アスカの執拗な攻撃に次第に任務を忘れ始めるシンジ。
ぴかぴかと輝いて展開されるアスシンのST−Field(好き好きとってもField)。
この中に入ってしまったものは二人の、他人を排除したいという深層願望によって
排斥され、非常な苦痛を味わう事になるのだ!
周り中の乗客が、ひどい乗り物酔いになったように、油汗を流して苦しんでいる。
「う〜ん、」
「た、たすけてくれえ〜。」
「ぐ、ぐえ〜。お、おかあさーん。」
「うおおおお。ばっかやろー!!」
立ち上がってさまよい出す者。床に転がって苦しむ者。
頭をガラスに打ちつけ続ける者…。
一番の被害者は、シンジと手錠で繋がれた護送中の凶悪犯人だ。
彼はシンジににじり寄った。
「だ、だんな…。おれはもう、なんでもしゃべります、いえ、頼みます、
しゃべらせてください!! だから助けて…。」
「気の毒だけど…本庁につくまでどうしようもないと思うよ。」
「そ、そんな…。」
凶悪犯の目がくるりと白目になってひっくり返る。気絶、した。
「んふ、んっふふふ。
アスカちゃんしあわせーーー!!。」
桜が一番好き!<番外編>お・し・ま・い
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すみません。頭がどうかしてたんです、こんなもん書くなんて。
本編がなかなかすすまないもんでつい。
出来心だったんです。許して下さい!ドラの旦那!!
最後のLoveloveFieldはTOMさんのオリジナルです。
その破壊力についてはぜひ彼の「僕の愛妻物語」を御参照下さい。
こめどころ
ぐひゃひゃひゃ、出たな二人のラブラブ・フィールドぉー!\(●> _ <●)/うへへーい というわけで、こめどころさん桜番外編ありがとうございますー。\( ^ 0 ^ )新婚さんー しかしアスカさん、血痕&弾痕付きのワンピースってあなた...。(笑) 幸せそうなアスカさんがイキイキしてて可愛いですねー。(●^_^●)ぐへへ 黒いガーターをはいてる設定もやりますな、こめどころさん。(爆) 凶悪犯は.....ご愁傷様。\( -_- )ちーん(笑) さあ、今回はゴールデンウイーク記念にもう一本同時公開です。早速つぎも読むぞー!\( > 0 < )うっしゃー |
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