J-wing presents.
思い付きパロディー劇場
その一
個人的な作戦
「暗闇に生まれ、暗闇に死すか」
シンジは真っ暗な天井を見上げながら一人呟いた。
「我ながら陳腐だしあまり正確だとは言えないな」
この半地下室に隠れてからどれくらいの時間が流れたのだろうか。
独り言を口にする事に気が付いた頃にはドイツ語で喋っていたけれども今、口にしているのは日本語だけだった。
最近は夢もよく見る。
最近ではほとんど眠るかある事をしているからそれも当たり前だろう。
浅い眠りの中、彼が夢見るのは故郷の大地、故郷の川、そしてまだ見ぬ山川、
映像でしか見た事の無い世界、しかしたった一つだけ共通点が合った。
どんな夢でも彼の傍らにはいつもある人物の姿が・・・・・・・
「ふう、僕の詩の才能はたかが知れていたらしいね」
壁に刻み付けられた詩を読み彼は苦笑する。
実は睡眠以外の時間はこうしていたのだった、せめて自分がここに存在したと言う証拠を残したくて。
満足出来る段階には程遠いものだったが・・・・・
「あれ・・・・」
シンジは違和感に気が付いた。
そして、壁に書かれたドイツ語を目で追った。
「どうして、ドイツ語なんだ」
独り言は当の昔に日本語になっていたのに壁に書かれた文字はドイツ語のままだった。
ここで彼はある理由に思い至った。
彼が思いを伝えたい相手は日本人ではない、日本語は喋れるがドイツ語を母語とする人間だ。
「日本語ならもう少し旨く書けるんだけど・・・・ 」
そこまで考えて彼は首を横に振りその考えを否定する。
そこで、ふと彼は思い付いた事を実行する事にした。
日本語の詩をドイツ語に訳してここに書いてやろうと・・・・
「子守り歌なんて良いかもね・・・・」
彼はそう呟くと子守り歌を口ずさみながら、文字を刻むのに使っていた金属片を手に取った。
「みつかったぞ」
そんな声が彼女の耳に響く。
そして、静寂が一瞬辺りを支配する。
彼女の脳裏に最悪の考えが過ぎる。
しかし、次の瞬間興奮した声が、向こう側から響いてくる。
「生きてらっしゃるぞ」
「間違いない、ミスター碇だ!!」
彼女はアスカは駆け出していた。
胸のうちでたぎり吹き出さんばかりになっているものがある。
シンジ、シンジ、シンジ、彼女がかける足は軽やかだった。
声をたどればシンジの居場所はすぐ分かった。
駆け込んでくるアスカの姿を認めると救命隊員達は道を開ける。
一通りの応急処置は終わったのだろう、医師も彼女に道を開けた。
アスカは両手を差し伸べそっと彼の頬を優しくなぜる。
彼はうっすらと瞳を開き自分を見下ろしているのが誰か気が付くと微笑んだ。
「やあ、アスカ、久しぶりだね」
「うん、待たせたわね、シンジちょっとやつれた?」
シンジは少し微笑み言う。
「アスカって時々すごい控えめに物事を言うね」
「ばか、帰りましょう、ヒカリ達が張り切ってアンタのために食事を作ってるわよ」
「それは楽しみだね」
少しでも視線を逸らすとシンジが何処かに行ってしまうような気がして彼女はぎゅっと彼の手を握り締める。
「夢を見たよ・・・・・」
シンジは唐突に言った。
「どんな夢?」
「ああ、たくさんあったからね、いつかゆっくり・・・・・でも、どの夢にも・・・・・」
不意にシンジは瞳に驚きの色を浮かべ、言葉を切った。
悪戯っぽい笑みが彼の顔に浮かんだ。
そして、そっと彼女の金色の髪を優しくなぜる。
何か言いたい事があるらしい、その事に気が付いた彼女はそっと彼の側に顔を寄せた。
「アスカは泣かないんじゃなかったの」
耳元でシンジはそっと囁く。
「僕の可愛いアスカ」
「ばか」
彼女は一言そう呟くとそっと彼の唇に自分の唇を押しつけた。
ふぃん
はははは、僕は何を書いているんだろう・・・・
お分かりになる方には分かると思いますが“星界の戦旗U守るべきもの”のラストシーンのパロディです。
個人的にファル・フィア・クフェーナ(僕の可愛い殿下)って言葉をシンジに言わせたくて。
その為に書いた作品です。
完成間近のまもって、守護アスカと言い最近の僕は何を書いているんだろう・・・・
突っ込み、ご意見、ラフィールを汚すなとうはJ-wingまで。
ぐああ、こ、こりはドラえぽん専用ザク。
いや、ドラえぽん専用LASと言っても良いほどヒットですねー。\(●>
_ <●)
この戦旗のシーン大好きなんですよー。このシーンをアスカ様とシンジ君で見せてくれるとは..。
ありがとうございますー。\( T - T
)/ぐおお
やっぱこのセリフ良いですよね。(●^▽^●)ふぃあー
ではJ−wingさん投稿ありがとうございましたー。\(
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