「ひ、ひげーーーー!!!!????」

 

 

 

「ど・どうしてアタシに髭が生えてるのよ!! あ〜〜アタシのこの美しいい顔がぁ〜〜〜

 ・・・・・・!! えっ、なに、何だか顔全体がむずがゆくなってきたわ。あ〜かゆいぃ〜〜」

アスカがかゆがっているとその顔にだんだん変化が現れてきた。

なんとそんの顔が少しづつ男の顔に変わっていくではないか。

そして・・・・・・

「なんなのよーもうっ! ・・・・・・・・・・・・って、えーーーーー!!!!????」

アスカが鏡を覗くとそこには立派な髭を生やし、どこから出てきたのか悪趣味なサングラスをかけた

ネルフ総司令こと碇ゲンドウの顔が写っていた。

「な・なんなのよ! 何であたしの顔が司令なの。それに何で変わってるのが顔だけなのよ!!」

そう、アスカの顔はゲンドウそのものになっていたのだが、体、声はアスカのままだった。

顔がオヤジ、体と心は乙女というなんともアンバランスな人物が立っていた。

「どうして・・・・・・どうしてこんなことに・・・・・・」

アスカは今の自分の状態を理解できず唖然としていた。

と、その時

「アスカ、どうしたの?」

シンジがやってきた。

「し・シンジ!?」

アスカはあせった。今の自分の姿を見られると絶対嫌われてしまう。アスカはそれだけは避けたかった。

「な・何でもないのよ。ちょっと寝ぼけてただけ」

「そうなの? 大丈夫? なんだかとても大きな声を出していたようだけど」

「ほ・本当に大丈夫よ。心配しないで」

「分かった。じゃあ朝食の準備ができてるから顔洗って早く来てね」

シンジはそう言うとキッチンに歩いていった。アスカはそこで安心して床にへたり込んだ。

が、その時・・・・・・

「あ! アスカ言い忘れてたんだけど・・・・・・」

シンジは突然引き返してきてドアを開けようとした。

「えっ!?」

アスカはとっさにドアを抑えようとした・・・・・・が間に合わなかった。

「今日ミサトさんもう出かけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、な・何!? どうして父さんが」

「あ!・・・・・・し・しんじぃ〜〜」

アスカはシンジに見つかってしまったという恥ずかしさと、もうシンジに嫌われてしまうという悲しみから

ポロポロと大粒の涙をこぼし始めた。

シンジはその声と涙でそこにいるのがアスカだと気づいた。

「も・もしかしてアスカなの?」

「うん・・・・・・」

アスカは悲しそうにうなづいた。

「で・でもどうしてそんな顔に?」

アスカはなるべく取り乱さないように我慢していたが、

シンジが顔のことに触れたとたん泣き叫びシンジに抱きついた。

「しんじぃぃぃぃ〜〜〜〜」

シンジはゲンドウ顔のアスカを嫌がりもせずしっかりと抱きもう一度優しく尋ねた。

「どうしてこんなことになったの?」

アスカはそんなシンジの様子に少し安心しゆっくりと話し始めた。

「ぐす・・・・・・ええっとね・・・・・・ひっく・・・・・・あさ・・・朝ね・・・・・・起きたらね・・・・・・ぐす・・・・・・・

 こんなになっちゃってたの・・・・・・どうしてだか・・・ひっく・・・・・・わ・・・分からないの・・・・・・・・・

 ・・・・・・しんじぃ・・・・・・こんなあたしなんて・・・・・・気持ち悪いわよね・・・・・・ぐす・・・・・・・・・・・

 ・・・こんなあたしなんて・・・・・・嫌いに・・・・・・嫌いになっちゃったわよね・・・・・・・ふぇ〜〜〜ん」

アスカはそう言うとよりいっそう泣き始めた。

だがシンジはそんなアスカをより強く抱きしめて言った。

「嫌いになんてならないよ・・・・・・」

「えっ!?」

「嫌いになんてならない・・・・・・僕は・・・・・・アスカの容姿を好きになったわけじゃないんだよ。

 僕はアスカという人が好きなんだ。アスカの声、アスカの優しさ、

 そして今のこの顔もアスカのすべてが好きなんだ。顔が変わっちゃったくらいで嫌いになんてなったりしないよ」

「ほんとう?」

「本当さ」

「信じて良いの?」

「うん、信じて良いよ」

「し・しんじぃぃぃ〜〜〜〜」

アスカはシンジが窒息しそうなほど彼に抱きついた。

シンジはそんなアスカをやさしく見つめ、そして・・・

「ん・・・・・・」

唇を重ねた。

その瞬間、アスカの顔に異変が起こり始めた。

「あ・アスカ!?」

「し・しんじ!?」

アスカの顔が輝き始めたかと思うと、その輝きが消えた時・・・・・

「あ・アスカ・・・・・・・顔・・・・・・」

「顔・・・・・・戻ってる・・・・・・アタシの・・・・・・顔だぁ〜!!」

アスカの顔は元に戻っていた。

「しんじぃ〜、顔が、顔が戻ったよ。シンジのおかげだよ」

「良かったねアスカ・・・・・・やっぱりアスカにはその顔が一番似合うよ」

「しんじぃぃぃぃぃぃ〜」

アスカとシンジはその後学校に行くのも忘れお互いの愛を深め合ったということだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのころネルフ司令室で・・・・・・

「碇、おまえだな」

「何のことだ」

「とぼけるな! シンジくんが懐いてくれないからって他人の顔をおまえと同じにして、何を考えているんだ!」

「ふっ、問題ない」

「問題ないって、おい! どこに行く! まだ話は終わってないぞ!」

ゲンドウはそのまま司令室を後にした。

 

数日後、事の真相を知ったアスカによってゲンドウがEVA弐号機で踏み潰され

三途の川の向こうのお花畑を見てきたということは言うまでもない。

(おわり)


あとがき

こんにちは、GONといいます。

ちょっと抵抗があったのですがアスカさんの顔、ゲンドウにしちゃってみました。

皆さん、文句は多々あるでしょうが最後はラブラブになったのでどうぞお許しを^_^;

 


こんばんわ、僕ドラえぽんです。GONさんひげ投稿ありがとうございますー!\( ^ 0 ^ )/

今まで、ひげ作家さんがどらこさんしか居なかったので、2人目のひげ作家さん誕生です。うれしー

それにしてもGONさんってば思い切ったことを。(笑) まさか、アスカ様をゲンドウ面にするとは....。でも、おもしろいからアリですね。(爆)

いやー、シンジ君偉い!\( > _ < ) おとこの鏡だね。ドラえぽんだったら絶対引いてます。(爆)
しかし、そこはアスカ様への愛のなせるワザですね。ゲンドウ面のアスカ様も無条件で受け入れるのは、やっぱシンジ君しか居ないでしょう。

ところで、ゲンドウはなにを考えてたんでしょうか? まあ、踏みつぶされちゃったし良いか。(笑)

こんな楽しいひげLASを書いてくれたGONさんに是非感想を書こー。\( ^ 0 ^ )かくのだー

 

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