「ひぃぃげぇぇぇぇぇ!!!」

 

突然のアスカの叫び声に、驚いた僕は

アスカの部屋へと走る。

ドアを開けた、僕の目に映ったモノは…

 

呆然と立ち尽くすアスカ…

その顔には……

「…ぷっ、アスカ!何したの?」

シ、シンジ!!!……見たわね………なに、笑っているのよ!!!」

「だって!アスカの顔…」

「アンタ!この状況で、笑うつもりなの…」

アスカの目が、座っている……ヤバイ!冗談事では、ないようだ…

なんとかしないと、地獄を見る事になる……

「とにかく、ソレ、取ったら…」

……へぇ???

「アスカの顔に付いている、ソレの事だよ……顔、洗った方が良いよ!」

「………これ?…あっ、取れる…」

アスカは、不思議そうにソレを引っ張り始めた。

「今なら、洗面所開いているから…」

僕は、ポカンとしたアスカを後にして、キッチンへ戻った。(アスカから、逃げた…とも言うけど…)

 

 

 

 

朝食のテーブルに就いた、アスカは疑わしそうな顔で話した。

「……ねぇ、シンジ!アンタ、昨夜アタシの部屋に入らなかった?」

「な、なんで、僕がアスカの部屋に……」

「あらっ、嫌なの?」何故か急にアスカは不機嫌になる。

「ち、違うよ!…女の子の部屋に、夜中に入る訳ないだろ!」

すると、アスカは小さな声で、ゴニョ、ゴニョ言っていたが……

ふと、気を取り直すと

「じゃあ、なんで…」「おはよ…しんちゃん、アスカ…」

ミサトさんが、眠たそうな顔で、やって来た。

「…しんちやん、わたしにブラックコーヒーくれない?」

「おはようございます、ミサトさん……又、二日酔いですか?」

「ちょっちね……今日の朝食はいらないから…」

「まったく、情けないわね!ミサトは…」

「ミサトさん、口の周りに、ゴミが付いてますよ…コーヒー入れますから、顔洗った方が良いですよ!」

「あらっ、そう…じゃあ、洗って来るから、コーヒーお願いね……」

ミサトさんはヨロヨロしながら出ていった。

アスカは何か考え込んでいるようだ……

 

 

 

ぐったりした顔で、ミサトさんはコーヒーをすすっている。

「そこまで調子悪いのは、珍しいですね、ミサトさん。」

「まあね……この前作った果実酒、失敗したようなのよ…」

「えっ、あの果実酒、ミサトが作ったの?」

急に、アスカが大声を出した。

「なに?アスカも飲んだの……勝手に飲まないでよね!」

「ごめん、…てっきりシンジが作ったもんだと……」

「僕なら、良いのか……」僕は聞こえないようにしゃべった。

「まあ、良いけど……酷かったでしょ、甘くてベタベタして…」

「……そう言えば、そうかしら……」

「砂糖を入れ過ぎたようなのよね……」

 

 

 

 

 

<アスカ、部屋の中で…>

なんだ、あの酒の所為か……

そう言えば昨日寝酒代わりに少し頂いたっけ…

それで口の周りに、コレの毛がくっ付いたんだわ…

だから、コレの顔が禿げちょろになったのね……

アスカは優しそうな目で、ベットの上のサルのぬいぐるみを見つめた。

まったく、人騒がせなんだから…このバカシンジィ!……

アスカはぬいぐるみの顔を指で軽く弾いた。

ぬいぐるみの瞳は、何故か嬉しそうに輝いていた……

 

(おしまい)

 


後書き

ども、ひげ作家(笑)のどらこです。

15000ヒット、おめでとう!

今度は、わりとあっさりめに仕上げました。

前に書き込んだ”くっついたネタ”です。

シンジの髪の毛がくっついたでも、良かったけど…(笑)

本当はミサトのカレーでやろうかとも思いましたが…

口の周りにカレーを残した、アスカなんて……(笑)



どもども、こんばんわ。ぼく、ドラえぽんです。
どらこさん、「ひげ」三発目ありがとうございますー。\( ^ 0 ^ )ひげひげ〜

お騒がせのタネはやはりミサトさんでしたか。
カレーで飽きたらず酒まで造るとは....。恐ろしい。(笑)
それにしても、アスカ様ってばミサト酒を飲んで良くご無事で...。後遺症は無いんでしょうか。(爆)

ラストのおさるシンジ君との会話が萌えますねー。うー、アスカ様可愛い!!!\( > 0 < )/

ドラえぽん的にはシンジ君の髪の毛くっついたネタも見たいです。カレーはちょっと....。(笑)

さあ、こんな可愛いアスカ様を書いてくれたどらこさんに感想メールを書こー。うおー

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