「ひぃげぇぇぇぇー!!!」
「 アスカ、どうしたの?何かあった???」
シンジが部屋の中に飛び込んで来た。
アタシはとっさに口元を隠すとシンジに背を向ける。
「なんでもないわよ!!!…勝手に女の子の部屋に入らないでよ!」
「でも………アスカが心配で……」
「良いから、出てって!早く!出なさいよ!」
アタシはとりあえずシンジを追い出した。
どうしたんだろ、アスカ………
口を押さえて震えていたし、……まるで泣いているみたいだったし…
気分でも悪いのかな……ま、まさか悪阻だとか……そ、そんなはずないよね……
イササカ、暴走気味のシンジ!
でも、アスカは美人だし、……相手なら不自由しないだろうし…か、加地さん!!!……そんなぁ、どうしよう……僕、捨てられちゃうのかなぁ……
と、そこへ
「シンジィ!お風呂の用意、出来てる???」
「ア、アスカ!すぐ、用意するよ!」
言われるままに風呂場へと急行する、シンジ
やがて、準備が出来た事を知らせると、アスカが部屋から出て来る。
口元を隠し、うつむいた姿で…
「なによ、女の子の入浴シーンでも、覗くつもり!!!早く、食事の準備でもしなさいよ!」
「う、うん!わかった!」
アスカは剃刀(無駄毛処理用)で、ヒゲを剃り落とす。
(な、なんでアタシがこんな事に……)
下に溜まる、ヒゲを見て、不安に駆られるアスカ。
知らずに涙が流れ落ちる。
(どうしょう……これからどうしたら良いんだろう、一生、このままなの……ヒゲ…)
アスカには、何も解決策が浮かばなかった。
(変だ、やっぱり、アスカの様子、オカシイ…)
ひたすら、アスカの心配する、シンジ
(あっ、もしかして……アレのせいかな……リツコさんの薬…)
実は、シンジは一週間ほど前、リツコに”ある薬”を頼んで作ってもらっていた。
(でも、随分経ったから、駄目かな…と、思っていたし、薬が効いた様でもないし…)
そこへ、アスカが風呂場から出て来る。
いつもの元気すぎるほどの様子とは、裏腹にか弱く、心細そ気な雰囲気…
(や、やっぱりあの薬が効いたんだ!)
シンジがリツコに頼んだのは、”アスカを少しでも女の子らしくする薬”
アスカの余りの振る舞いに、うっかりリツコに、愚痴めいた事を喋ったのが発端だった…
(す、凄い!想像以上だ……すっかりしおらしくなっちゃって…)
「………シンジィ……」
シンジを見上げる、アスカの潤んだ瞳
罪悪感に駆られたシンジは、普段以上にアスカに優しく、接するのだった……
(……シンジ……優しいね……頼ってもいいかな…)
<……ここらへんは、自由に妄想を……>
後日、全てを知ったアスカは、当然怒り出す。
「ふ、ふざけるんじゃないわよ!!!アンタのせいだったのね、シンジ!アンタはこれから一生アタシの奴隷よ!わかったわね!!!」
「う、うん、ごめんよ、アスカ…」
「いい!アンタはこれからアタシだけに奉仕するんだからね!!!」
(…そう、アンタは一生アタシの傍に居なきゃ駄目なんだから……)
「……効かなかったようね、あの薬……まっ、期待してなかったけど…」
「リツコ、どんな薬だったの?」
「女性ホルモンを活発にするだけよ……ミサトも、飲んでみる?」
「え、遠慮するわ!……女性ホルモン?」
「えぇ、女らしくなるかなぁって思ったんだけどね…」
「害はないの?」
「精々、髪の毛が増えるくらいかしら……」
(おしまい)
[後書き]
ども、どらこです。
5000ヒットおめでとうございます!
女性ホルモンには、髪の毛を増やす作用がある…って
床屋さんから、聞きました。
ただ、それだけですが…
こんばんわ、ぼく、ドラえぽんです。 どらこさん、投稿ありがとうございますー!!!\( ^ 0 ^ )/うれしー オクトパスストーリー第壱号ですね。って言うか、投稿SSとしても第壱号です。(笑) しかし、悪祖って...。(笑)シンジ君イっちゃってますねー。 アスカ様のひげ剃りも想像すると笑えます。ぷぷっ、アスカ様へぼい。 さあ、みなさん。面白いお話を書いてくれたどらこさんに感想を送ろー!!! |
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