短冊に思いを…
シンジとアスカが、結婚して ツバサという 幼い娘が 居る世界
アスカは、ドイツのネルフ支部に 単身赴任中
休日の日だけ、日本のシンジの元に帰ってくる
シンジは、娘 ツバサの幼稚園で 保父さんのパート勤め
そんな世界で…
< 7月7日、PM11時47分 碇家 >
「 ただいまぁ…」
玄関に 疲れ果てたアスカの声がする。
「 おかえり、アスカ…やっぱり 迎えに行った方が 良かったね…」
「 良いのよ、シンジ。どうせ 遅くなるのは 判ってんだから…全く、アイツ等ときたら トロイんだから…ブツブツ…」
お決まりの アスカの同僚に対する 愚痴が始まる
シンジは、黙って それを 受け止めてやった。
ニコニコと微笑みながら…
「 ……なのよね、本当に……ところで、ツバサは?」
「 寝たよ、こんな時間だしね…」
「 そうか…しょうがないわよね……あれっ? 何 これ?」
アスカが 不思議そうに 指指したのは…色々な紙で 飾り付けられた 笹 だった…
「 あぁ、これ…今日は 七夕だからね…ほら、幼稚園で 作ったんだ…」
「 へぇ…じゃぁ これが あの ”短冊”なのね!」
笹に釣り下げられた 細長い紙を 手にする アスカ
そこには、青い短冊が一枚、ピンクの短冊が10枚程 付けられてあった。
青い短冊を ひっくり返す と…
「 …えっと…みんなが、元気で 健康でありますように…これは シンジね…」
嬉しそうに 微笑む アスカ
ピンクの短冊を 手にする
そこには、たどたどしい幼児の筆で、簡単な二文字
パパ
「 …これは、ツバサね! 全く あの娘も 短冊に 何を書いたのか…」
苦笑する彼女が、次の短冊を 読む…
ピラッ
パパ
「 だから、違うでしょうに…」
ピラッ
パパ
「 短冊には、願い事を 書くんでしょ…」
ピラッ
パパ
「 ……しょうがない 子ね…」
ピラッ
パパ
「 ……他に、書く事 無いのかしら……」
ピラッ
パパ
「 ……良かったわね、シンジ…こんなに ツバサに思われて…」
意味ありげな視線を 送るアスカ
シンジは、思わず 苦笑い…
ピラッ
パパ
「 ………… 」
次第に 無言になる アスカ
段々 顔が 引きつってきた。
ピラッ
パパ
「 ……むぅ…ツバサばっかり…」
ピラッ
パパ
「 ……………………………」
ピラッ
パパ
「 ……負けないわよ…」
「 アスカ! お風呂の支度 出来たよ!」
しかし、シンジの声に 返事は 無かった
「 アスカァ、居ないの?」
シンジの声だけが、響く 家の中
不思議そうな シンジの耳に、玄関からのアスカの声
「 …ただいまぁぁ…」
「 あれっ、何処に行ってたの?」
「 うん…ちょっとね…」
腕に抱える コンビニの袋から、アスカが取り出したモノは…
…赤い紙だった…
「 …アスカ…どうするの?これ…」
「 うん…ちょっとね… 」
アスカの顔は、悪戯そうに 輝いていた…
< 7月8日、AM1時15分…>
「 えっと…シンジ…っと、次!」
チョキ、チョキ
「 はい、これ…」
「 シンジ…次!」
チョキ、チョキ
「 はい、アスカ 」
「 シンジ っと、次よ!」
「 ……アスカ、まだ 作るの?」
「 うっ、うるさいわね! アタシも ”七夕” するんだから!」
「 でも…」
「 文句言わずに、次の短冊 作りなさいよ!」
「 …ふぅ…」
チョキ、チョキ…
( …アスカ、もう 七夕は終わったんだから…こんなに 短冊作っても…… )
「 シンジっと…」
結局、アスカの短冊作りと、飾り付けは AM2時まで かかった
翌日の 七夕の笹は、アスカの赤い短冊で 一杯になったそうである…
「 な、何よぉ! これぇ!」
「 ふふん、まだまだ ツバサには、負けないわよ!」
「 むぅぅぅぅ!」
( 二人共、子供なんだな…)
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ども、どらこです。
7月7日の午後、母娘が 自転車で 笹を運んでいるのを、見ました…
『 あぁ、今日は 七夕なんだなぁ…』との 感慨
そんな訳で 急に飛び込んだ 電波です(笑)
うひひ、二人ともイカスなあ。(●^_^●) というわけでどらこさん、七夕記念ありがとうございますー。\( > 0 < )/たんざくやんけー うひゃひゃひゃ、さすがツバサちゃん。簡潔かつ強力な願いが込められてますな〜。(笑) 対抗するアスカ様も可愛いですねー。(●>_<●)(●> ̄<●)(●>_<●)(●> ̄<●)(●>_<●)(●> ̄<●)ひさびさ〜 うーん、流石どらこさん。短いのに面白いッス。 |
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※このお話の本編「保父さんシンジ」は狂奏曲で連載されています。ここには若くして結婚したアスカ×シンジ夫婦が居ますよ。ナイスです。
※ちなみにこんな所にもツバサちゃんは居たりします。(笑)
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