……ど・ん・か・ん……

 

 

 

……まったく、女心が わからないんだから!…アンタは…」

…どうせ、僕にはわからないよ……」

この前のバレンタインだって……

 

 

はい、シンジ! コレ やるわよ!」

えっ?………良いの? アスカ…」

誤解しないでよね!これは 只の義理チョコなんだから…」

……うん…義理でも 嬉しいよ、アスカ…」

大事にするのよ、そのチョコ…」

作るのに 一晩 かかったんだからね、そのチョコ…)

 

おはよう、アスカ、碇くん!」

登校中のアタシ達に ヒカリが寄って来る

おはよう、ヒカリ!」

おはよう! 洞木さん…」

あっ、碇くん コレ あげる…義理で 悪いんだけど…」

…ヒカリが取り出したのは…昨日 一緒に作った 大きなチョコレート…

良いの? 洞木さん…こんな大きなチョコレート…」

気にしないで! 義理なんだから。」

そうよ、ヒカリは 大きな義理チョコ 配るのが好きなんだから…シンジは 黙って受け取れば 良いのよ。」

そうか……ありがとう! 洞木さん…」

ヒカリは、その 大きな義理チョコ 他にも配るんでしょ?」

ヒカリは あくまでも 義理だって言って……トウジにもやるそうだ、そのチョコ

何故だか(わかるけど…) 赤くなるヒカリ

……後は、相田君とか…鈴原にも やろうかな…って思っているけど…」

今は 義理チョコでも 手が込んでいるのよ、シンジ…」

ふーん…そうなんだ…」

ア、アンタも…ひょっとしたら 義理チョコ 貰うかもしれないから…覚えておきなさい!」( せっかく、ヒカリに作って貰ったんだから…そのチョコ…クリームパフェと引き換えに…)

うん、覚えておくよ…」

 

 

ねぇ、アスカ…今日は 何だか 僕に くっ付いてない?」

や、やぁね!偶然よ、偶然! 偶々 今日はシンジと行く所が 同じなのよ!」

ちょっと 焦る アタシ…

…ふーん…」

アセ、アセ そ、それよりシンジ! 今日は 一杯 貰えて良かったわね…義理チョコ…」

あれだけ しっかりガードしたのに…油断も隙もないんだから…)

やっぱり…義理チョコなのかな……」

そ、そりゃぁ アタシ達は パイロットとして 皆を守っているんだから……義理チョコくらい 貰うわよ!」

……うん……」

そ、それとも シンジ……こ、こ、告白された?」

そんな 時間は 与えなかったはずだけど…)

…ううん、それは無かった…」

安心!)「 じゃぁ、やっぱり 全部 義理よ! それ……ほら、アタシ達 有名人だから…」

…そうだね…」

ファンレターも 多くなったしね!」

…そう、最近のシンジは ”ラブレター”まで 貰うようになった…シンジには、”ファンレター”だって…誤魔化しているけど…

…身辺保護を名目に、ファンレターは全部 没収……当たり障りのないモノだけを シンジに渡している。

僕達…芸能人じゃないんだけどね…」

まっ、これだけ 有名になっちゃったらね!……だから、シンジ!…アンタが、モテテイル訳じゃないんだからね!」

…うん…」

 

 

……それなのに、アンタったら 変に期待しちゃって… ホワイトディに あんなに張り切っちゃって…」

…もう、その事は 言わないでよ、アスカ……」

 

 

なに?シンジ…義理チョコのお返しに…こんなに作ったの?」

…うん…ちょっと 作りすぎちゃったね…でも、嬉しかったんだ…」

…照れ臭そうに微笑むシンジ…駄目! こんな顔されちゃったら…

ち、ち、ちょっと 見た目が 寂しいわね…アタシのリボン 貸してあげるわよ!」

…そう言って 部屋に飛び込むアタシ…ヤダ、真っ赤だわ…

…前もって 作っておいた ”メッセージ”を コピーして…真っ赤なリボンを 取り出した…

…ほら、シンジ…これでも 飾り付けなさいよ……アンタじゃ無理ね…アタシがやってあげるわよ!」

ありがとう、アスカ…」

…そして、シンジのクッキーを リボンで飾り付けるアタシ…

…当然、わからないように…あのメッセージを 中に 仕込んだ…

 

 

結局、バレンタインは 女の子にとって ”お祭り” なのよね…」

…うん…」

アンタの周りも、アレから 随分静かになったでしょ!」

あのメッセージ 受け取ったら 当然だけどね!)

…そうだね…」

ほら、がっかりしない…アタシの腕 貸してあげるから…」

…そして、アタシは シンジの腕に 絡めた…

ア、アスカ…」

ご、ご、誤解しないでよ!!! 最近、アタシもファンレターが 多くなったから…これは その対策!!!」

…そうだね…アスカには 加持さんが居るからね…」

お、お、女の子って…す、好きでもない男でも…こんな事出来るから……覚えておきなさいよ、シンジ…」

…そして、アタシは 見せびらかすように 本当はそうなんだけど…)シンジと歩いた…

 

 

……おまけに、女の子の裸に やたら 興奮しちゃって…」

あ、あれは…」

何? 文句あるの?」

……ありません……」

 

 

わぁぁぁ! アスカ……そんな所で 脱がないでよ!」

あら、シンジ…居たの?」

居たのって……最初から 居たじゃないか!」

ごめん、ごめん……気にしてなかったわ!」

嘘!心臓が バグバク いっている…)

少しは 気にしてよ!」

………女の子って 気にしてない男の前でも…平気で裸になれるのよ!」

………本当?」

そうよ! 相手を”異性”として 認識してない…って 証拠なのよ…」

……そうなのか……」

…後ろ向きで、つぶやくシンジ…

…良かった…後ろ向きで…多分、アタシの顔 真っ赤だから…

 

 

 

……それに、待ち合わせ 何回 すっぽかされたのか…」

……言わないでよ、アスカ…」

 

 

 

シンジ、何しているの?……こんな所で…」

アッ、アスカ………人と待ち合わせしていたんだ…」

待ち合わせ?…何時?」

……11時……」

…もう、11時30分よ……又、かっぽかされたんでしょ!」

あの娘は 絶対 来ない…ううん、来れないわよ…)

……そうみたいだね……」

又、女の子から、食事でも 誘われたんでしょ…」

…うん…

だから、女の子が 食事や映画を 誘うのは…”社交辞令”だって 言ったでしょ!…すぐ 真に受けるんだから…」

…社交辞令か…」

そうよ! 女の子って…複雑なんだから!」

……」

…しょうがないわね! じゃぁ、アタシが 食事に付合ってあげるわよ…当然、アンタの奢りだからね!」

…そう言って アタシはシンジの腕を取った…

役得、役得!)

 

 

 

…だから、アンタには 絶対 女心なんて 理解出来ないんだから……わからなかったら アタシに聞きなさいよ!」

……でも……」

何よ! あの 二馬鹿 と相談したって無駄よ! 女の子なんて わかるはずないでしょ!

…うん…

アタシが アンタの側に居るんだから…遠慮しないで アタシに聞きなさいよ!」

……わかったよ、アスカ…」

 

 

 

部屋に戻った アタシは データをコンピューターに打ち込んだ

…うん…計画は3%も 遅れてないわ…」ニヤリッ

そして、一つのフォルダーに まとめる。

フォルダーの 名前は……

 

シンジ 鈍感 計画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ども、どらこです。

10万ヒットに 何か……と 思っていたら あっという間に11万……

凄いや!

…えっと…シンジが 鈍感な訳…でした(笑)

すっかり、アスカに狂わされていた訳ですね…

 

 

 

――――――おまけ――――――

 

だから! どうして アンタは そんなに 鈍いのよ!!!」

だって…だって…」

アタシの気持ち…わからないの?」

……僕には…女の子なんて わからないよ……」

 

自業自得なアスカだった…


ぎゃははは、アスカ様へっぽこ。( T - T )ひーおもろい(笑)

というわけで、どらこさん110,000HIT記念投稿ありがとうございますー。\( ^ 0 ^ )

シンジ君があんなに鈍感だったのはアスカ様の暗躍があったんですねえ。(@_@;)おお

しかし、本末転倒ですねアスカ様。シンジ君を他の女からガードするために策謀を練ったは良いけど自分まで...。(笑)

完璧の様でどこか抜けてるアスカ様が可愛いですね。(●^_^●)良いッス

自分の作戦につまずいたアスカ様はどうなってしまうんでしょうか?気になりますねえ。

さあ、楽しいお話を書いてくれたどらこさんに、感想&応援を書いてまた面白い話を読ませて貰おー。\( > 0 < )うおう

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