司令、就任!
4月…
暦の上では、もう
春…しかし、季節は
未だ 完全に戻ってなかった。それでも、この時期は
様々な出会い、別れ、旅立ち がやってくる。
ここ、地下のジオフロントの一室でも
新たな船出 が始まろうとしていた。
ネルフ
日本 司令室「……さぁ、これで
書類は終わった…これからは、君が ネルフ日本の司令だよ…」「
…はい…今まで ご苦労様でした、冬月司令…」「
いや、君が引き継いでくれたおかげで、やっと 楽隠居できる…感謝しているよ。」白髪の老人は、後継者に向かって
手を伸ばした。……澄んだ青空の瞳の
若々しい美人に…「
これから、頑張りたまえ……………………ん、何と言って呼べば良いかな?碇司令…では、アイツと混乱するし…いまさら、ラングレー司令
でもないだろうし…」「
呼ばれ方は もう 決めましたから…」そう言って
新しいネルフ司令は、旧司令と握手を交わした。
ネルフ日本、集会場
今、ここには
ネルフ日本に所属する職員、来客、新たに配属された新職員が一同に会し、新たなネルフ日本司令を 待っていた。正式な国連機関となった
ネルフは 国連本部に、碇ゲンドウ総司令を置き、世界各地に展開している。
集会場の来賓席、その最前列には
碇ゲンドウ総司令、妻のリツコ開発局長、葛城ミサトブラジル司令、等の層々としたメンバーが 顔をそろえている。
「
…しかし、あの娘も ネルフ司令とはね…しんちゃんも これから大変よね…」「
そんな事 言わないでくださいよ、ミサトさん…大体 推薦したのは 皆さんでしょ?」「
それゃぁ、そうだけどね…へ、へ、へ…」「
未だ、彼女には若すぎますよ…ネルフ司令なんて…」「
シンジ君、これは 皆で決定した事なのよ、確かに若すぎるけど 彼女以外に 適任者はいないわ。」「
そうだ…シンジ…」「
リツコさんも、とうさんも 本当に判っているの?」「
8歳でチルドレンとして登録、13歳で エバァ正規パイロットになって…それからの活躍はシンジ君も知っているでしょ!」「
そうそう、大学課程も、10代前半で 博士課程まで進んだ天才少女じゃない!頭もばっちしよ!」「
……おかげで、僕が どれだけ苦労した事か……」「
まぁまぁ、優秀なのは 間違いないんだから…ね、リツコ? なんせ ネオエバァの基礎理論を考え出したのも 彼女だし……ホント、開発局の連中は 何をやっていたんだか???」親友に
ニタリ笑いをするミサト。(
その理論を完成させたのは、私達よ…)リツコは逆襲する。「
そうよ、どこかの酔っ払い司令が 使い物にならなかった時だって、彼女がしっかり纏めてくれたものね、ね、ミサト。」(
くっ、一体 誰がバラしたの?内緒にしてたのに…)何故か 汗が流れるミサト「
そ、そうよ! 地下の初号機だって 起動出来るんでしょ、彼女…まぁ、しんちゃん程では無いけど…」「
…そうだ…シンジ、それも重要な要素だ…」(
”ユイ”も彼女を受け入れた……やはり、シンジと一緒だからな……)クロメガネを直すゲンドウと、そこへ
冬月前司令が やってくる。「
…碇…これで 私の仕事は 全部 終わったぞ。」「
……ご苦労、冬月…」「
お疲れ様です、冬月司令…」「 ご苦労様でした…」「
お疲れ様です…そんな事言わないで、これからも彼女を 助けてやって下さい、冬月司令…」「
シンジ君、もう 私の出番は終わりだよ…彼女なら心配無い。」「
ですが…」「
しんちゃんも心配性ね、そんなにあの娘が 大事なのかしら?」茶化すミサトだが…「
当たり前です!」「
……そう、…でも、しんちゃんも気を付けた方が良いわよ。もう、彼女のファンクラブまで出来たって話だし…」「
…ファンクラブですか…」「
イエス!…でも あの娘 見向きもしないけどね…やっぱ、しんちゃん一筋だし…怨まれているわよ、しんちゃん…」楽しそうに頬えむミサト(
そんな事、言われてもな…)シンジは
複雑な表情をしている。「
あら、来たようよ!三人目の”碇司令”が…」リツコの言葉で 皆が振り向いた。
「
それでは、ネルフ日本司令の 登場です。」アナウンスの声と共に
会場の照明が落ちる。そして
通用口にスポットライトそのライトに照らされた美しい女性
輝く金髪が
ライトに反射して光を振りまいている。その蒼い瞳は
眩しそうに細められたが、すぐに強い輝きを取り戻した。制服に身を包み
歩く姿は さっそうとしている。スカートから
覗くその足、そのまま美術品でもある。何も知らない新職員は元より、前から
彼女を知っている職員さえもが 新司令の姿に 息を飲んだ。(
…でも、黙ってても 偉そう…喋ったらもっと偉そうね…)自分よりも 存在感ある女性に 微かな妬心をもつミサト
演壇の下まで
来た所で 側の女性に気が付く、その女性から、かすかな声が発せられた。「
頑張ってね!」新司令に軽くウインクをする女性「
わかってるって!」奇麗にウインクを返すと そのまま演壇に登る彼女そして
マイクを握り締めた。
「
ようこそ! 新職員の皆さん!そして今まで私を支えてくれた皆さん! 今度、新しく司令に就任しました。………私の事は、これから…」そこで、彼女は会場を見渡す。
知らない顔、懐かしい顔、様々な顔…
特に二つの顔に注目する。…彼女にとって
特別な存在に…一つは
最前列に座っている 黒髪の暖かい目をした男性…碇 シンジもう一つは
演壇の脇にいる 彼女と同じ髪、瞳、顔まで持っている女性…碇 アスカ ラングレー ドイツ司令そして、大きく宣言した。
「
ツバサと 呼びなさい!」
碇
ツバサ ラングレー、22歳の春だった…
ども、どらこです。
どらえぽんさんの
9万ヒット 及び 引っ越し記念、ついでに 某アニメ終了記念…って事で(笑)今、丁度
新入式とか、年度初めの挨拶とかが ニュースになっているもので…( 4月1日です。)こんな
ヘンテコなものを…(爆)
最後のツバサの台詞は、当然
某アニメから…実は
衛星放送 入ってないもので、”星界…” 見てないんですが、本の段階でファンになったもので(笑)お気に入りの台詞です。
PS
ミサトは ブラジル司令にしました…やっぱ ラテン系?(笑)
ぐおお、マジっすかツバサちゃん!!(@_@;)すごー
というわけでどらこさん、大人なツバサちゃんありがとうございますー。\( > 0 < )/うつくしー
いやいや、おそらくどらこさんの思惑通り途中までアスカ様が司令になるのかと思いましたよ。( ^_^;)
やっぱ、コレもエイプリル・フール?(笑)
あと、読んでるヒトは気づくと思うけど、所々に入ってる星界テイストがマニア心(笑)を誘いますねえ。
紋章ラストはドラえぽんも大好きなシーンです。それにしても、ツバサちゃんったらりりしくなっちゃって。(●^_^●)ぽっ
アスカ様譲りのその美貌と頭脳はまさにアーヴ。(笑) でも、ファザコンは直ってなかったのね。( ^_^;)
くっくっく、ミサトがブラジルははまりすぎ。( T - T )ひー
さあ、この親子内ほのぼの三角関係は何処まで続くのかな?そういや、ナオキ君は?(爆)
美しく成長したツバサちゃんを見せてくれたどらこさんに、感想&応援を書いたらもっと書いてくれるかも知れませんよ。(ニヤリ) さあ、書くさ。\( > 0 < )うおう
どらこさんへの感想はここです。
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※このお話の本編「保父さんシンジ」は狂奏曲で連載されています。ここには若くして結婚したアスカ×シンジ夫婦が居ますよ。ナイスです。
※ちなみにこんな所にもツバサちゃんは居たりします。(笑)
◎感想用フォームです。2,3行の感想でも作者さんは嬉しかったりするのだ。