10,000HIT記念投稿
エヴァンゲリオンAS

その弐

作:ベファナさん

 

 

 

「で?何故初号機までつれてきておるのだ?。」

ミサト率いるシンジ、トウジ、ケンスケの一行は
弐号機引き渡しの為、オーバー・ザ・レインボウへとやってきていた。

上の言葉はオーバー・ザ・レインボウの艦長のものである。

「いえ、初号機がだだをこねるものですから。仕方なく。」

「だだ?あの人形がか?。」

「え、えぇ・。」

ミサトは艦長の言葉をそっと肯定すると。

「時代が変わったんですよ。」
すかざず副官が彼をなだめる。

「では、この書類にサインを。」
そういいながらミサトが艦長に書類を渡す。

「ふんっ、引き渡しは日本に着いてからだ。それまでは
この艦が責任をもって送り届けることになっておる。勝手な真似は許さんぞ。」

「(こ・このくそじじい・・・。)
わ、わかりました。しかし、緊急時にはすべてネルフの指揮下に入ることをお忘れなく。」

引きつらせた顔をひくひくさせながらも
ミサトは鉄の意志でそう言い残すと艦長室を後にした。

「(くそぉー・あの艦長。まるでどっかの髭親父みたいで、いやみったらしいったらありゃしない。
一杯飲まなきゃやってられないわよ。)」

そんなことを考えながらミサトはビール輸送用のヘリコプターへと向かっていった。




ミサトが艦長室へ呼び出されている間、シンジはアスカの取り込まれている初号機とともにいた。

第三使徒サキエルを葬った後、ネルフはあらゆる手段を用いてアスカを初号機から
救い出そうとしたが・・・無理だった・・アスカは相変わらず初号機の中での生活を余儀なくされていた。

「ところでシンジ。なんでシンジがこんな所に呼ばれなきゃ何ないのよ。」

「そんな事言ったって仕方がないだろ。ホントは姉さんが来るはずだったのに・・
姉さんが無理矢理。」

「ホント変わってないわよね、あんたの姉さん。」

「姉さんは母さんの影響が強いからね。」

「それは言えてる。」

初号機の取り込まれているアスカとシンジとの奇妙な会話。

そんな中謎の陰が無理矢理会話に割り込んできた

「ハロー、シンジ。」

「「!。」」

突然呼びかけられ呆然とするアスカとシンジ。

「えー・・と・・だれ?。」

シンジにはその少女が誰であるのか思い出せないようだった。

「霧島マナよ!霧島マナ!弐号機パイロット!さっき会ったばっかりでしょ。」

「あぁそうだ、霧島さん。僕に何か用?。」

「思い出してくれたみたいね、シンジ。」

「ちょっと、あんた。」
不機嫌そうな声を出してアスカが声を上げる。

「何であんたがシンジの事を呼び捨てにしてるのよ。」

「別に答える必要無いと思うけど・・。」

アスカの声に動じることも無く、マナが答える。

「シンジのことを呼び捨てにしていいのは私だけなのよ!。」

「ねぇ、シンジぃ。一緒に海見に行きましょうよ。」

アスカの声を無視するかの様にシンジに呼びかけるマナ。

「あぁー!なにあんた人のに手を出してるのよ。」

「へん!取り込まれてるあんたなんか恐くないわよ。」

「きぃーー。シンジ!あんたも何とか言いなさいよ。」

「でもそこにいるアスカが何も出来ないのはホントだから。」

割と冷静に答えるシンジ。
アスカはシンジの答えにさらに怒りを募らせる。

「マナ!いいからシンジから離れなさい!。」

「へーんだ!。」

マナはいっこうにアスカの声に耳を貸そうとはしない。
それどころか図に乗ったマナはその腕にシンジの腕に絡めた。

「悔しかったら何か言ってみなさいよ!。」

ブチッ!

シンジはそのときアスカの堪忍袋の緒のひもが切れる音を
聞いたという。

ブワァアアア!!!

豪快な効果音とともに初号機の右手が目の前に並ぶシンジとマナをおそう。

「キャ!。」

その衝撃でマナはシンジから離れる。

「あ、危ないじゃないの!もう少しで世界有数の美貌が失われるとこだったじゃない!。」

「ふんっ!天然記念物の間違いじゃない。」

「なんですってぇええ!。」

火花を散らすマナと初号機。その姿はとても奇妙に見える。

「アスカ・・霧島さんも・・喧嘩しないで・ね、落ち着いて。」

「「シンジはだまってて!。」」

なだめようとするシンジに二人の天罰が下る。

「あんたねぇ、シンジは私の下僕なの!」

「そんなのだれが決めたのよ!。」

「昔からそう決まってるのよ!。」

「昔って幼稚園の時でしょ。そんなのもうとっくに無効になってるはずよ!。」

「シンジは私とお風呂に入ったこともあるのよ!。」

「わ、私なんてさっきパンツ見られたんだから。」

「それがどうしたのよ。」

「私の国じゃパンツを見られた相手とは結婚する決まりなのよ!。」

「なんですってぇ・・・・

アスカがそう言った直後であった。

ガツゥーン!!!!

アスカとマナの果てなく口論、それに決着をつけたのは船体を揺るがすほどの
大きな衝撃だった。

「「な、なに?。」」





マナとシンジは急いで甲板に飛び出す。無論のこと初号機に取り込まれているアスカは
甲板にでることができないでいた。

シンジとマナが甲板で見たものは大きな水しぶき、そして次々と爆破される船体だった。


「なに!。」
明らかに動揺しているマナ。

「使徒だな。」
マナと対照的にシンジは落ち着いていた。

「使徒・あれが!。」
そういいながら再び海の方を見る。そしてしばらく考えた後・・

「ちゃ〜んす!」
碇ゲンドウばりの笑みを浮かべながらマナが振り向く。
またよからぬことを考えたらしい。

マナはすぐさまシンジの手を取って弐号機のゲージへと向かう。
ちなみに弐号機のゲージは初号機の奥にある・・

「ちょっと!マナ、シンジをどうするつもりよ!。」

「そんなの決まってるでしょ。これを期に既成事実じゃなかった。
か弱い乙女の初陣を手伝ってもらうだけよ!。」

「シンジ!行くわよ!。」

「ちょっと、待ちなさい!。」

アスカの制止も振りきってマナはシンジの手を引き進んでゆく。

「ちょっと!。」

それでもマナは止まろうとはしない。
そのままずんずんと弐号機のゲージへと向かう。

「待ちなさいって言ってるでしょ!!!!!。」

バリバリバリバリ

「「えっ?。」」

奇妙な音を耳にしたシンジとマナが振り返る。

するとそこには・・

全裸の女の子の姿があった・・

「「???????。」」

女の子の上は赤茶色、ブルーの瞳、そして均整のとれたプロポーションをしていた。

マナも思わずその美貌には見とれてしまっていた。

「き、君は・・。」

先に正気に戻ったシンジが顔を真っ赤にしながらもその美少女に話しかける。

「・・・・・・・。」

だが、その少女は自分でも何が起こったのかわからないようだ。
ただ呆然としている。

そして、しばらく逡巡したのち・・シンジを見つめ走り出した。

「シンジぃ〜!。」

「「えっ!!。」」

「その声・・アスカ!。」
マナは驚いてそれだけを言うのがやっとの様子。

その美少女はシンジに抱きついた。

「あ・・アスカなの?。」

その少女に抱きつかれ当惑しながらもシンジは言う。

「そうよシンジ!私よ!惣流・アスカ・ラングレーよ!。」

そういうと少女はさらにシンジを抱く力を強めた。

「ど、どうして・・。」

「わからない・・でもあのとき・マナとシンジが行っちゃうのがイヤで・・
私・・一生懸命、あそこからでれるように念じたの・そしたら・・。」

「よ、よくわからないけど・・よ、よかったね。」


「ちょっと待ちなさい!。」

抱き合いながら再会を喜ぶシンジとアスカに横やりが入る。

「「マナ!。」」

シンジとアスカ、二人の声が重なる。

「さっきから聞いてれば、人の前でいちゃいちゃいちゃいちゃ。」

「なに?ヤいてるのアンタ。」

「べ、別に!・じゃなくて離れなさいって言ってるのよ!私は。」

そういいながらシンジとアスカを引き離しにかかるマナ。

「いつまでも全裸で抱き合ってるんじゃないわよ!。」

だが、マナの叫びも二人の絆を断ちきるには至らなかった。





二人はその後、ミサトと加持が現れるまで抱き合ったままだったという・




ところで使徒は・・

「はははは、やったぞ副長。ふんっネルフの力など借りなくてもな。
この無敵の艦隊があれば使徒などおそるるにたらぬわ。」

艦長の機転による、艦隊によるゼロ距離射撃によって無事、殲滅されていた(笑)。

その参につづく
その壱にもどる


どもども、こんばんわ。ぼく、ドラえぽんです。ベファナさん、投稿ありがとうございましたー!\( ^0^ )/いえーい

それにしても、.....ぶはははは。(爆笑) 太平洋艦隊が活躍するの初めて見た。EVAがこれっぽっちも戦ってないのがいいですね。
イヤ、マナと戦ってるか。(笑)

弐号機どうするんだろうと思ったらマナでしたか。弐号機には誰が入ってるんだろ...。ムサシかな?(笑)

うーん、それにしてもマッパなアスカ様か...。ぐふふ(エロエロ)

マナが出てきても、やっぱりラブラブな二人を書いてくれたベファナさんに、感想を送って続きを書いてもらおー!\( > o < )読みたいぞー

ベファナさんへの感想はここです。

または簡単感想用掲示板へどうぞ。

感想用フォームです。2,3行の感想でも作者さんは嬉しかったりするのだ。

ここから是非感想を送るのだー。\(●> _ <●)おーっ

お名前:
E mail:

お題を選択

ご意見その他はここへ